兵庫県行政書士会が神戸学院大学と連携講座をしている民法特殊講義が本日よりスタートしました。　11月までの土曜日の講座ですが、大学の教授から学びの機会をいただくのは、新鮮な気持ちになります。今回は久しぶりに参加しました。相続法の大きな改正がありましたので、しっかりと勉強させていただこうと思います。

実務で私は相続を多く扱っていますが、学問として民法を学び、多くの仲間と意見を交換できる機会は今となってはそうありません。よい機会です。

今回は、配偶者居住権について学びました。配偶者居住権の施行は２０２０年４月１日からです。なぜ、この配偶者居住権が創設されるに至ったのか、その背景は、そして関連する判例として最判平成８年１２月１７日を学びました。条文を読み解きながら皆で考えました。

次回からも楽しみな大学講座になりそうです。今年の秋は、『学びの秋』にしようと思います。